家具のディティール [製作]
何度も何度も図面とにらめっこして注文した家具。
にも関わらず、図面を良くみているようで案外気付かないディティール。
今、クラシックなパソコンデスクを製作しておりますが、
四隅の脚のディティールを四角くするか丸くするかで随分印象が変わってきます。
図面をお見せしても分かりにくいディティールは、写真の様にサンプルをご用意して
お客様にご説明します。
四角と丸、どちらがお好みでしょうか?
カーサブルータス [雑誌掲載]
本日発売のカーサブルータス2014年2月号http://magazineworld.jp/casabrutus/casabrutus-167/に、
弊社製作の家具が掲載されました!
NAP建築設計事務所の中村拓志さんが設計した「那須のティピ」という住宅の
キッチン、ソファ、玄関収納、TVボード、ダイニングテーブル、ベッド、洗面カウンター等々です。
その名のとおり本当にティピの様な形をした住宅で、
何メートルもある天井から降りるベッドの天蓋はとても神秘的。
また、木の小枝で作った玄関収納はまるで林の中にいるよう・・・。
建築がお好きな方はもちろん、そうでない方もきっとわくわくすることと思います。
一見の価値あり!ですので、是非ご覧になってみて下さい。
木取り [製作]
一昨日の続き、ウォールナットの木取り。
節・割れ・白太(樹皮に近いところで色が白く、強度的にも弱い部分)など、
無垢材は使えないところがたくさんあり、合板の様に合理的に使えません。
削ってみて見えてくるもの、
塗装してみて見えてくるもの、
無垢材は最後まで気が許せません。
木目にとことんこだわるお客様は、工場までこの木取りを見にいらっしゃることも。
家具作りの肝心要の作業です。
仕事始め [その他]
中村 香奈子さんの管理ページ:So-netブログ
明けましておめでとうございます。
1月6日より営業始めました。
今年はいつもより長いお休みでしたが、
昨年10月末に第5子を出産したため、 我が家はいつもより忙しいお休みとなりました、、、。
さて、今年最初の製作は、昨年弊社でフルリノベーションした川崎O邸の
ダイニングテーブル及びパソコンデスクの製作となります。
今回はウォールナットの無垢材を使用しますが、
毎度のことながら無垢材の木取り(無垢材のどの部分をどこに使用するのが一番美しく、
又強度的・加工的にも適切かを決めていく作業)にはとても神経を使います。
この作業の手を抜くと、どんなに職人が丁寧に製作しても、完成した家具の見た目がまとまりなく、
また反ったり割れたりして全てが水の泡となってしまいます。
弊社では、この作業を職人と担当の設計者で行います。
昨年入社した時には木目の違い、反りや表情が分からなかった新入社員も、
今年は木目が分かるようになったでしょうか???